2023.12.28
「承認」というと、多くの人が承認する側に焦点を当てがちです。
今回は、承認される側がどのように振る舞うべきかに焦点を当ててみましょう。
目次
例えば、上司に仕事の良い結果を承認された場面を想像してみてください。
その瞬間、あなたは素直に「ありがとうございます」と言えるでしょうか。
「なんだか恥ずかしい」と謙遜してしまったり、「何か裏があるのでは?」と疑ってしまったりして、承認を受け入れられていない事もあるのではないでしょうか。
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承認されたら、まずは率直な感謝の言葉「ありがとう」を伝えることをお勧めします。
理由は簡単で、素直に承認を受け取ることで、承認した人もハッピーになれるからです。
もし謙遜の気持ちから「いえいえ、そんなことありません」「たいしたことないです」と相手の承認の言葉を打ち消して返してしまうと、承認した人は否定されたと感じ、モヤモヤした気分になってしまいます。次の機会に承認することを躊躇してしまうかもしれません。
「ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです」と相手が承認してくれたこと自体に感謝の意を示すことで、コミュニケーションが円滑になり、良好な関係を築くことができます。
承認されたこと自体だけでなく、承認された内容についても受け入れることは自身の成長につながります。これには他者から承認された内容に対して開かれた心で「受け入れる力」が必要になります。
「受け入れる力」には自己肯定感や自己承認力が関係しており、自分に自信を持っていないと受け入れることは難しくなります。
自己肯定感や自己承認力を向上させることによって、自分を肯定的に見つめ、他者から承認された内容を受け入れ、建設的に活用することができるようになります。
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承認はコミュニケーションの一環で、一方向ではなく双方向であることが大切です。
承認する側が「相手へどう伝えるか」だけでなく、承認される側が「相手から如何に上手に受け取るか」ということも大切なのです。
感謝の言葉は、良好なコミュニケーションを築く助けになります。
承認されたら、まずは「(承認してくれて)ありがとう!」と受け取りましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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