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存在承認の具体例

2022.03.03

存在承認とは何か?

以前のブログで、「5つの承認力」について紹介させて頂きました。

≪関連記事≫5つの承認力

また、その5つの中で最も重要な「存在承認」について、その後のブログで書かせて頂きました。

≪関連記事≫「存在承認」は言葉に出さなくても大丈夫!?

しかしながら「存在承認」は、その他の4つ(意識承認、行動承認、プロセス承認、結果承認)に比べて、“いつ?どんな時に行えばいいのか?”が分かりにくいですので、今回は、具体例を交えて考えてみたいと思います。

まず、存在承認とは何か?です。

それは、“ここに居て良いんだよ”というメッセージを伝えることです。

そして、相手が「私はこのチーム(職場、家族など)から受け入れられている」と感じられることです。

そんなこと、改めてわざわざ必要なの?と思われるかもしれません。

でも実は、これがとても大事なんです。

 

存在承認の重要性

世界最大の家具販売会社IKEAがいじめ防止啓発のために行った興味深い実験があります。

それは、ある植物に否定的な言葉を与え、別の植物には肯定的な言葉を与えると、どうなるか?というものです。

「否定的な言葉」「肯定的な言葉」をそれぞれ録音し、スピーカーで30日間流し続けた結果が写真の通りです。

植物も人間も、同じ生き物です。

「自分は受け入れられている!ここに居て良いんだ!」という感覚が無いと、自信を持って成長することができません。

≪参考動画≫IKEA UAE Youtube動画「Bully A Plant: Say No To Bullying」

 

存在承認が欠けてしまう場面

「私は、相手を否定なんてしないから大丈夫!」と思われる方がいるかもしれませんが、そこには注意が必要です。

こちら側に否定している自覚が無くても、置かれている立場によっては、相手が勝手にそう思ってしまう場合があるからです。

例えば、職場の新人さん。

仲良く話せる人はいませんし、まだ、役に立つ仕事もできません。

そんな状況で「おはようございます!」と、勇気を振り絞って挨拶をしたら、先輩が顔も見ずに「おはよう」と低めのテンションで、挨拶を返してきました。

何気ないやり取りですし、先輩にとっては普通の挨拶かもしれませんが、その新人さんにとってはショックです。

もしかしたら、その新人さんは「自分は受け入れられていない」と感じ、居心地の悪さを感じてしまうかもしれません。

そんな状況で、分からない事を遠慮なく聞けるでしょうか?

早く仕事を覚えることができるでしょうか?

自ら進んで仕事にチャレンジしよう、という勇気が湧いてくるでしょうか?

 

存在承認の方法(具体例)

では、どうすればいいのでしょう?

存在承認の具体的な実践方法、その最たるは「あいさつ」です。

但し、ただすればいいというわけではありません。

「自分は受け入れられている!ここに居て良いんだ!」と相手が感じる必要があります。

そのための3つのコツをご紹介します。

 

一つ目、きちんと顔を見る。

相手を見ていないということは、すなわち、存在を認めていないというメッセージになってしまいます。

きちんと顔を見て、あいさつをしましょう!

 

二つ目、笑顔を作る。

下記の絵を見てください。

どちらの方が、受け入れられていると感じますか?

答えは明らかだと思います。

絵ですら、このように感じるのですから、本物の顔だとなおさらです。

あえて「笑顔を作る」と書きました。

私は“作り笑顔”でもいいと思います。

相手のために笑顔を作るって、素敵じゃないですか(^^)

 

三つ目、語尾に♪を付ける。

「おはよう」と言ってみてください。

次に「おはよう♪」と言ってみてください。

どちらの方が、相手を受け入れている感じが出ますか?

きっと語尾に♪を付けた時の方が、声のトーンが上がって、明るい挨拶になったと思います。

明るい挨拶は、それだけで「あなたを受け入れています」というメッセージになります。

 

とは言っても、急には変われない・・・

今まで、真顔でつぶやくような挨拶しかしたことないのに、急に笑顔で明るい挨拶をしたら、変に思われる(気持ち悪がられる)のでは・・・、という心配があるかもしれません。

そんな人は、“ヘアースタイルを変えた(イメチェンをした)”くらいの感覚だと思えば、どうでしょう。

ヘアースタイルを変えた時、最初は自分も周りも違和感がありますが、1週間もすればすぐに見慣れてしまいます。

笑顔の明るい挨拶も、最初は違和感があり、周りから驚かれるかもしれませんが、1週間もすれば慣れてくるはずです。

 

さあ、存在承認をしよう!

想像してみてください。

職場のメンバーが、お互いに顔を見て、笑顔で「おはよう♪」と言い合っている朝を。

きっと、良い一日のスタートが切れると思います。

そして毎日続けると、職場の雰囲気は明るくなり、組織の生産性は必ず良くなると思います。

私はこれからも毎日、相手の顔をしっかり見て、笑顔で「おはよう♪」とあいさつをしたいと思います!

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