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「存在承認」は言葉に出さなくても大丈夫!?

2021.10.17

自律型人材を育てるのはリーダーの承認力

経営者や職場のリーダーなら、誰しも「自律型人材が欲しい」と願っているはずです。

≪関連記事≫自律型人材の育て方

社員が自ら考えて行動してくれるための条件の一つとして、“職場の雰囲気が良いこと”があげられますが、それに最も影響を与えるのは、やはり経営者やリーダーです。

経営者やリーダーが、しっかりと承認力を発揮すれば、メンバーは活き活きとし、職場の雰囲気は良くなり、自然と自律型人材が育っていきます。

経営者やリーダーが実施すべき承認は全部で5つあります。

①結果承認(明らかになった結果に対して行うもの)

②プロセス承認(結果に至るプロセス〔過程〕に対して行うもの)

③行動承認(今まさに行動していること、一度でも行動したことに対して行うもの)

④意識承認(意識や思考に対して行うもの)

⑤存在承認(その人の存在そのものに対して行うもの)

≪関連記事≫5つの承認力とは

ベースは存在承認

この5つの承認の内、最も大切なもの(ベースとなるもの)は、「存在承認」です。

なぜならば、これが不足した状態は、“存在を認めていない”ことになるからです。

“存在を認めていない”とは、無視するとか、邪魔者扱いするといったような、極端な状態だけではありません。

その人に対して、「ちょっと不満がある」「苦手だな」「言いたいことがあるのに言えていない」と感じている状態の時でも、存在承認は不足します。

そんな状態で、

・目標を達成したね(結果承認)

・目標に向かって努力したね(プロセス承認)

・頑張っているね(行動承認)

・やる気があるね(意識承認)

と声をかけても、口先だけになってしまって伝わりません。

それどころか、嫌味に聞こえてしまって、やる気をそいでしまう可能性すらあります。

存在承認を言葉で伝える難しさ

存在承認を行うことで、相手に伝えるメッセージは「あなたが居てくれて嬉しいよ、ありがとう」です。

でも、これを言葉にするのって、結構ハードルが高いですよね。

照れ臭いし、何だか白々しくなってしまいそうです。

昭和の日本男子の私としては、どこかで高倉健さんのような「不器用ですから…」という姿勢に憧れるところもあって、なかなかこういった言葉を口にできません。

そんな中高年の男性に朗報です。(もちろん、若い方や女性の皆さんにも)

存在承認は、もしかしたら“想うだけ”でいいかもしれないんです。

感情は〇〇〇に乗って伝わる

「想うだけ!?え、なんかスピリチュアル的な話?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

ご安心ください。

この話は、あくまでも科学的な話です。

私たちの身体からは、目に見えない素粒子が絶えず放出されているそうです。

これは量子力学で証明されている事実です。

「自然界のあらゆるものからは微量な放射性物質が出ている」という話を聞いたことはないですか?

これに照らしてみると、私たち人間の身体からも目に見えない放射線のようなものが出ているというのは、不思議な話ではないはずです。

そしてこの素粒子は、感情によって出方(波長など)が変わるそうです。

これも量子力学の世界で確認されています。

嬉しい時と、悲しい時とでは、出ている素粒子の波長が変わるそうです。

そばにいる人が、喜んでいる時、悲しんでいる時。

それを感じるのは、その人の声、表情、仕草、からだけではなく、その人が発している素粒子からも感じ取っているのだそうです。

なるほど。

気が合う人のことを、よく「波長が合う」などと言いますが、初対面で「気が合いそうだな」とか「ちょっと苦手なタイプだな」と即座に感じることがあるのは、もしかしたらこの素粒子のおかげかもしれませんね。

存在承認は想うだけでもいい

存在承認は、「あなたが居てくれて嬉しいよ、ありがとう」というメッセージを伝えること。

直接言葉にしなくても、「名前を呼ぶ」「挨拶をする」「笑顔で話す」などの具体的な行動でも伝えることができます。

しなしながら、これに加えて、身体から出ている素粒子で伝えることができるというのであれば、私のような昭和の日本男子にとってはありがたい話です。

もちろん、言葉や具体的な行動で存在承認ができるに越したことはありません。

でも、ちょっと難しいなぁと感じる時があったら、私はこの素粒子のチカラを信じてみたいと思います。

自分が発振している素粒子を意識しながら、「ああ、居てくれて嬉しいなぁ、ありがたいなぁ」と想う。

きっと、身体からいい波長の素粒子が発振され、相手に居心地の良さをプレゼントできていることを信じて。

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