2020.12.12
私は鴨頭嘉人さんが大好きです。
鴨頭さんは、日本初のYoutube講演家であり、チャンネル登録者が100万人を超える有名人です。
リーダーはどうあるべきか?仕事とは?家庭とは?人生とは?
とても説得力のあるトークで、有益な情報をバンバンまき散らしてくださっています。
私も、まき散らされた情報を浴びて、刺激を受けている視聴者の一人です。
そんな数多くのテーマで講演をしていらっしゃる鴨頭さんの、デビュー当初の1本は何度聞いても感動します。
目次
その1本の講演とは、マクドナルドで働いていた時の体験談。
店長としての失敗と、それを乗り越えた成功についてです。
その話の根底には『承認力』があります。
「失敗」の時期には、従業員に“できていない事へのダメ出し”ばかりをしていたそうです。
そのうち、従業員はやる気をなくし、
次第に、従業員から無視をされはじめ、
ついには、ご本人も出社恐怖症になったそうです。
そして「成功」の時期には、“ダメ出し”をやめ、代わりに『承認力』を発揮されたそうです。
具体的には以下の3つ。
マクドナルドの従業員は、そのほとんどがアルバイト生だそうです。
まずは、彼らや彼女らがアルバイトをする目的(例えば「社会勉強」「家計の助け」「お小遣い稼ぎ」など)を聴き、それを応援したそうです。
そして、お店の目的(お客様の満足度を上げること)への協力をお願いしたそうです。
“あなたは仲間だ”という承認ですね。
目的を共有したアルバイト生から「店長、〇〇をやったほうがいいと思うのですが」と提案されたら、どんなアイデアでも「いいね!やってみて♪」としか言わなかったそうです。
“あなたを信じている”という承認ですね。
提案し、実行してくれたアルバイト生には、必ず「〇〇くん(○○ちゃん)!キミのおかげで、先月のうちの店の売上、これだけ増えたよ!」とフィードバックしたそうです。
“あなたに感謝している”という承認ですね。
マクドナルドのお店は、日本に約3000店舗あります。
この3つの承認を繰り返しているうちに、社内評価が最低だったお店は、日本一に躍進したそうです。
お店を日本一に導いたのは、まぎれもなく『承認力』だなぁ、とこの講演を視聴する度に痛感します。
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